子犬や子猫たちは、病気に対する抵抗力(免疫)がたいへん未熟です。生まれる前にお母さんからもらった免疫(母子免疫)も、数か月たてば弱くなってしまいます。
病気にかかってしまうと、重い後遺症が残ったり、命がおびやかされたりすることも。そうならないためには、予防が一番。そのもっとも安全な方法が、予防接種です。
子犬や子猫たちの接種する時期は、初回の接種が生後1ヶ月半~2ヶ月齢、2回目が初回接種から約1ヵ月後になります。
成犬や成猫たちは、トリミングやペットホテルでのお泊り、病気での入院などペット同士が集まる施設を利用する場合は感染するリスクが高くなります。また、接種したワクチンは一生続くわけではありません。定期的に追加ワクチンを接種することで効果が持続されます。成犬成猫になってからは約1~2年毎に接種します。
予防接種のスケジュールはその子の生育状態や飼育状況、体調や抗体価の状態などによって異なりますので、詳しくは当院までご相談ください。